食に困らない時代であるが、病や体型に悩まされるようになった。
スーパー、コンビニ、さらにはドラッグストアにまで、
私たちの身長を超える棚に沢山の食べ物が隙間なく積まれている。
毎日この中から最適なものを選んでいるはずなのに、
採血結果はBad。お腹はぽっこり。
医者の発言も、ネット上の書きこみも大体同じ。
「バランスの良い食事を」
虫でさえバランスの良い食事をとっているのに、
賢いと言われる人間は、最適な食べ物を選ぶことができない。
そもそも、バランスの良い食事を理解していない。
もしあなたが、今まで何も考えずに食事をしていて、
「いくら食べても満たされない」「生きている気がしない」
「なんとなく調子が悪い」という状態になっていたら、
一度食事の概念を見直してみよう。
医療の世界でも、結局は食事・運動療法にいきつく。
今回は2つだけ、食事のコツを書いておこう。
タンパク質を中心に考えよう
他にも大切な栄養はあるが、それはタンパク質があってこそだ。
タンパク質の大切さは【著】デイヴィッド・ローベンハイマーの「食欲人」に記載されている。
ゲームに例えて言うと、メインキャラクター(タンパク質量)を決めたら、
それに合わせて編成(食事のバランス)を考えていく感じだ。
肉、魚、卵があなたの編成にいなければ、是非加えてほしい。
肉に関しては、脂質の少ないものが望ましい。バラ肉は太りやすい。
※女性は、生理期間赤身のものを積極的にとろう。
パン1個で済ませるのがダイエットだと思ったら大間違い。
それならチキンを1個食べた方がまだ良い。
加工品は避けよう
「嫌なことを避ける」これは、人生のすべてにおいて大切なことだ。
加工品と言っても、良い加工品と悪い加工品がある。
良い加工品は、人間が摂取しやすいように工夫がされているもの。
悪い加工品は、消費者に沢山購入してもらうよう、タンパク質や食物繊維を抜いたもの。
悪い加工品は、タンパク質・食物繊維がないため、
いくら食べても満たされない。なのに、美味しい。
人間の食欲は、タンパク質・食物繊維で大きく変わる。
上記2点を知っているだけでも、だいぶ世界は変わるだろう。
お店においてあるほとんどの食べ物は、摂取する必要がない。
食事は生きるためにする行為。病の元は避けよう。
食欲人 [ デイヴィッド・ローベンハイマー ]
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