なんでも手に入る、何不自由ない時代。
逆に物が溢れかえり、かえって不自由な暮らしになりがちだ。
そこから脱却するべく、ミニマリスト達の丁寧な暮らしが注目されている。
しかし、物を捨てることにフォーカスするあまり、
物を持たないほど良い、という本質から逸れた状況に陥っているのも事実。
また、無駄こそ人生の醍醐味と言う人もいる。
ミニマルに暮らすことは、豊かな人生と言えるのか。
先に私の結論を言うと、ある程度ミニマルであった方が良い。
物事をシンプルに考えることは、とても楽なことなのだ。
片付けができない、苦手という人の大半は、本来片付けができるはず。
ただ、物が多いだけだ。
どんな人でも情報が多いと、整理するのに悩み疲れてしまう。
私は小さい頃から収集癖があり、片付けるようよく親に叱られた。
今思い返せば、そもそも物が多すぎたのだ。
子供が整理できる量ではなかった。
今でもまだ物が多いが、徐々に減らすことに成功できている。
おかげでスペースも、悩む時間も、疲労も軽減されている。
まずは情報を減らしていこう。
服でも何でも、一度減らしてみると必要なものが見えてくる。
選択問題が消去法である程度答えが絞られるように。
ミニマルであることは、我慢ではない。いかに洗練されているかだ。
手放すと見えるものがある
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