結婚相手を決めるにあたって、特に女性は相手の職業を気にする。
たしかに昔は、男性が働く時代であったから意識するのはやむを得ない。
だが、昔も今も、大切なのは職業でも資格でもない。
時代に合わせて、世の中を上手く生きていく力なのだ。
なぜか、我々は小さい頃から学力や態度で評価される。
それに従えないものは社会不適合者として排除される。
それが、今多くの会社で問題になっている人手不足だったり、
個性を尊重する時代になったりして影響が出ているのではないだろうか。
私たちには、1人1人違った能力がある。
それが表に出やすい人もいれば、一生気がつかないまま、
周囲に否定され十分に発揮できず虚しく終わる場合もある。
能力に気がつかないまま、コンプレックスとして捉えてしまい、
職業や資格で自分を表現しようと必死になる。
だが、それはもはや自分ではなくなっている。
その職業の1人としてしか見られないのだ。
あなた自身を見る人は誰もいない。
職業で人を判断する人は、職業でしか人を見ていない。
相手のことを見ていないのだ。
職業と資格を気にしないようにしよう。
それはあくまで人間が勝手に作ったものだ。
それができた時、
きっと素敵な結婚相手に出会える。
きっと素敵な職業に出会えるのだ。
相手も自分も人。まずは自分を、そして相手をしっかり見よう。
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